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死別母子家庭…頑張ります!

死別母子家庭…頑張ります!

夫の主治医。

とりあえず、担当の先生2人はとても夫に合う人で、夫の話をよく聞いてくれて詳しく説明してくれる方達だった。
少なくとも夫はかなり2人を信頼していた。
主治医は幼い子供がいて、乗っている車も夫と同じ。音楽の趣味も合ってミスチルが大好きな先生。
副主治医は女の人で夫と同い年。とても美人で、ラーメン好きなところが夫と話が合ったし、病気のことを聞けば詳しく説明してくれた。

でも…
医者というのは頭がいいから常識がないのだろうか。
義母、義父が夫のいないところで真実を聞きたいと言い、夫抜きで話をしたことがあった。
やはり、かなり厳しい病状の説明。2度目の辛い宣告を受けたようなものだった。予後がかなり悪い、予断はできないと、悪いことばかりを告げられたのち、主治医の放った言葉に目が点…
「今と同じ説明をこの前しましたよ。とむ。さんの会社の方に。確か○○課長と、Sさんという名前だったかな?」
…は?????
守秘義務ってあるんではないんですか?
家族以外の人にはなしていいんですか?
そんなこと抗議もできないほど、あっけにとられ呆然とした。
会社の上司にも腹が立った。なぜ、妻である私に聞かず、病院に裏でこそこそ聞くのか。それを聞いてどうするのか。予後があんた達に何の関係があるのか。死にそうなら違う人を入れるということか。
結局自分達が、夫が仕事ができるからいなくなったら困るから自分達のためだけに今後どうなるか知りたかっただけなんだろう。
夫にはこの事は話せなかった。
何度も病院に会社からかかってくる仕事の電話。
今まで夫に頼りっきりだったから夫の急な入院でどうしようもなくなったんだろう。
主治医の常識の無さにもあきれたが、夫の上司の行動にも腹が立つばかりだった。


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